医師の診察以外の仕事

医歯薬系の職業である医師の仕事の一つに診断書の作成があります。診断書はサラリーマンが休職する場合会社に提出する場合などをはじめとして、保険会社に入院医療給付金を申請するための必要書類でもあります。診断書は医師と歯科医のみに作成することが認められ看護師などが代理で書いたりすることは禁じられています。
診断書の記載事項としては病名や入院期間などがありますが、保険会社へ保険金の請求に提出する場合は支払いの条件を満たした内容であるかどうかの判断材料として不可欠な文書として取り扱われます。
金額は5000円前後ですが、保険会社によってはコピーで代替できる場合もあります。診断書は通常申請から2週間程度で発行されます。文書関係を扱うセクションが窓口となって対応にあたってくれます。
医師は診断書のほかにも紹介状をはじめとして、ほかの病院へのデータ提供依頼の手紙など文書を書く仕事が多くあります。本来は診察や検査に専念するべきなのでしょうが、このような雑用が結構ありそれぞれの文書に大きな責任が生じるので大変です。
開業医では往診も重要な仕事です。午後の一時から三時頃までを当てている医師が多いようですが、自宅の寝室まで診察に来てもらえるので、高熱などで医院まで行けそうもない場合大変有難い制度です。往診という言い方は大学病院などでも使用されていて、入院患者が複数の診療科を受診している場合、入院している病棟へ診察に来てもらえます。入院していてもカルテを診て総合的に診察してもらえるのが総合病院の有難いところです。

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