夜勤医師の役割

医歯薬系の大学病院に医師や看護師として勤務するようになると夜勤制度を体験するようになります。医師の夜勤は救急外来を担当することになりますが、専門外の患者も診察することになるため責任の範囲が広くなります。患者の家族あるいは救急隊員は電話で病院が患者の受け入れが可能かどうかを確認してから患者を搬送します。夜間の救急外来にはさまざまな症状の患者が搬送されてきます。短時間で病状を見極め、とりあえず応急処置を施す能力が要求されます。患者の様態が落ち着いてきたら一度帰宅させるか、病院で一泊させるかして翌日一般外来で検査と専門医の診察を受け正確な病名が分かるようにしておかなければなりません。
日本の病院の救急外来は病院の大きさにもよりますが、アメリカのERのようにのべつまくなしに患者が搬送されてくることはなく割合閑散としています。アメリカのERのように大勢の医師や看護師が常駐していることはなく、大きな大学病院でも少人数の医師が治療に当たっています。ERドクターは一通りの症状に対応して応急処置を行ない専門医へ引き継ぐ役割を担っています。それだけに、あらゆる病気や外傷に対する幅広い知識と治療法が要求されます。
テレビ映画でも人気を博したようにERドクターは短時間で人命を左右する救助の才能を必要とされることから人気が高く希望者も激戦をかいくぐってきた猛者ばかりです。
日本でも医歯薬系の大学病院でER制度の早急な確立と優秀な医師の育成が望まれます。

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